
冷えは女性の大敵 最近、「温活」という言葉をよく聞くようになりました。 健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げるために行う活動のことを言います。 現代人は、昔の人に比べて基礎体温が低い傾向があるそうです。 「冷え」は多くの女性が持つ悩みで、身体の様々な不調を引き起こす原因となっています。 ここでは、衣服や入浴等、外側から物理的に体を温める事は少し横に置きまして、 温める効果を持つ食材を食べることにより身体の中から温める事について考えてみます。

体を温める食材 ~生姜のチカラ~ 古来より体を温める食材として生姜が用いられてきました。 現代では、その食材が効率的に熱を生み出す基礎として 良質なタンパク質、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養素を取って しっかりと体を温めた上で、取ったエネルギーから生姜の成分で効率的 に熱を生み出すという考え方が主流になっています。 具体的には、豚肉や鶏肉などの低脂肪で高タンパクな食材を取り、 生まれたエネルギーを生姜に含まれる成分"ショウガオール"などにより熱を生み 出すことによって体を温めます。
温活の基礎ステップとして鶏肉や豚肉などの高タンパク低脂肪の食材を
しっかりと摂取していきましょう。

ショウガオールについて ショウガオールは、生のしょうがに含まれる辛味成分"ジンゲロール"を 乾燥させたり、加熱したときに生ずる成分です。 胃腸の壁を直接刺激して、血流を高め、深部の熱を作り出す働きがあります。 とくにショウガオールを多く含む、乾燥しょうがは中国の医学書にも 「寒冷腹痛を止める」「中を温める」という薬効が記述され、 冷えを改善するため、古くから漢方薬に使われています。 そのような事からも、冷え性を改善する目的なら、生ショウガより、 乾燥したものの方が断然効果が高いと言われています。
自宅でも生姜をスライスして天日干しすれば、1日で乾燥生姜のできあがり。
(室内なら1週間程度)スープや紅茶にいれるだけでポカポカ感が実感できます。
